高槻市の地元集中
先日ネットで、つるの剛士さんと有本香さんが話題にしていた、高槻方式。
出身地がこんな話題で盛り上がってるとは思わなかったわ〜!苦笑
というわけで今回アカウントを取得して姉と私の実体験をもとに書いてみましたので、長くなりますがよかったら読んでみてください。
あ、姉には許可取ってます。
ツイッターでも続々と反応がありましたが、私もその高槻市出身のひとりです。
教育面以外はね、いい街だと思うんですよ。
教育面以外は!!
では始めましょう。
ここが変だよ!!高槻市。
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小学校の時。
まず算数は教科書使わない。
先生お手製ドリルやプリントを使用。
(親がびっくりしてた)
部活なんてないのに、韓国に関する知識や文化を事細かに学ぶ部活のようなものだけはあったし、給食にたまに韓国料理出てくる。
そんなに美味しくなかったです。
あと【にんげん】っていう道徳の教科書があった。めっちゃ怖かったわいろんな意味で。
この本でいちばん覚えてんのが、「どっかの国から強制連行されて名前まで日本名に変えられた!この恨み忘れないからな!」みたいな話。先生めっちゃ熱く語ってた。
それから何年生の時のか忘れたけど最後のページにめっちゃ目見開いた女の子の石像の写真が載ってて友達に見せられて怖すぎて寝れなくなった。
あれ覚えてない?めっちゃ怖くなかった?(誰に聞いてんねん)
そしてそして
国歌斉唱?なにそれ?どんな歌?状態。
君が代は流れるけど流れた瞬間に先生が率先して椅子に座ってみんな歌わない。
立ったままだと笑われるからみんな座る。
昔はね、それでいいと思ってたし、気にしてなかったんです。子供だったし。私バカだし。
でも中学校なんてもっと酷かった。
私が通ってたところは同和教育推進地区?だかなんだかで、道徳の授業でみっっっっっちり部落差別について学んだ。勘弁してよってくらい。
昔は部落出身の生徒は全校集会で発表する場があったとかなかったとかいう噂があった。
私の時代はさすがにそれはなかったけど、授業の中で自然に自分が部落出身であることを言わせるみたいな流れがあった。正直ドン引きだった。
そして涙ながらに暴露するクラスメイト。
「いやそんなん別に言いたくなかったら言わんでいいやん!明日からどう接してもなんかおかしなるやーん!」って子供ながらに思ったわァ。
どう思います?これ。
で、地元集中ですよ。別名高槻方式。
つるのさんが話していた、私立中学受験の際に嫌がらせを受けるという件。
はい。うちの姉。やられました。
ずっと行きたかった有名な私立中学。
姉はずっと頑張って勉強してました。
それでいよいよ面談。
担任に嫌味をねちねちねちねち言われたらしく、母と姉は泣きながら帰ってきました。
「大人しく地元の中学行く」。
妹ながらかわいそうだったよ。
結局姉は、地元の中学校へ。
お姉、高校は行きたいとこ行けるよ!と応援していた。
しかしそこでも姉はやられた。
高校受験の時。
姉の成績は主要教科パーフェクトである。
志望はもちろん、学区内一を誇る名門公立の、X高校。
しかし。
美術、音楽の内申点が異様に低い。
担任いわく「○さん、筆記は優秀なんですよ〜。でも美術や音楽なんかは技術がどうしても必要だから…」
は????
いやいやいやいや。
なんやねん技術て。
どんなレベル求めてんねん。
メタラー並みに早弾きできなあかんのかと。
あ、姉はちなみにピアノやってましたし音楽が苦手ではありません。
絵は知らん。
ちなみにこの中学校、内申点を相対評価といい、学年全体の数パーセントが評価点10、9、8、残りは平均的に分けていくというなんじゃこりゃな制度であった。
そして担任は告げる。
「○さんの志望はX高校ですが、この内申点だと非常に厳しいですね。Z高校なら受かります」
※Z高校…高槻市内にある、第2学区内当時4番目くらいの学力の高校。
ちなみに姉は偏差値だけならX高校をも超える学力の持ち主である。
母は理性を保ちながら冷静に対応したそう。
家に帰り、父に報告。案の定ブチ切れ。
「無理に公立なんか行かんでええわ!私立受けろ!金の心配なんかすんな!」
みたいな事を当時父がリビングで叫んでました。
余談ですが私は確かポリンキーかなんか食べながら平和にテレビ見てて母にめちゃくちゃ怒られた記憶があります。
さすがに空気読んでなかった。
そして姉は見事、某有名私立高校へ進学。
夢であった職に就くこともでき、結婚して幸せに暮らしています。
あの時Z高校で妥協しなくてよかった、親には頭が上がらない、と姉は語っています。
ちなみに私の高校選びはというと、行こうとしていた高校が統廃合でなくなってしまったので、別の公立高校に進みました。
私は学校行けるならなんでもええわ〜って感じで、実際居心地悪くはなかったんだけど、でもなんで潰れた高校が、そこより低い偏差値の学校に吸収されたんだろうなあ。あれなんでかなあ。
そうそう、高槻市内って同じよーな偏差値の高校がアホみたいにゴロゴロあるんですよ。受け皿みたいなの。ていうかもう、ありすぎてもはや皿。
姉の件に関しては、恐らく志望するX高校が高槻市内ではなかったこと、部活や委員会活動をやっていなかったことも内申点を下げられた理由かもしれません。
またX高校に行かせる生徒をすでに教師間で決めていた可能性もあります。
で。これは私たちの代でうわさになっていたことですが。
高校ごとにA中からは何人、B中からは何人…のように、受け入れ枠が決まっていたという話があったのです。
当時私たちの間で人気のあったV高校は、受験した同級生(みんな賢い)が何人も落ちて受かったのは2人しかないなかったけど、次の学年は全員合格していたとかいう妙な話もあったし。
いやほんと不思議だわぁ。
闇だわぁ。
当時の友人で結婚して高槻に住んでる子が何人かいるけど、みんな絶対自分の子は高槻の学校に行かせないって言うてるくらいです。
今地元集中がなくなってるとしても爪痕は残ってるもんねえ。
母校の校風もどうなってんだろうな。
まだ人権教育徹底します!みんな仲良く!みたいなことやってんのかな。
そんなこと教えても上の学年じゃ凄まじいいじめがあったらしいし荒れる時は荒れるっつーのに。
平等って、差別って、なんなんだろうね。
ほんとに。